千歳と夕張の週末

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「千歳と夕張の週末」 2003年3月15日〜16日 @K氏宅


サンパウロのFさま、お久しぶりでございます。お元気のことと存じます。
南半球は、これから秋でしょうか。
日本は、桜前線がやっと九州の南に上陸したところです。
3月のはじめに、スキー部のメンバーで千歳に遊びに行ってきました。少しでも、日
本の雰囲気がわかっていただければと思い、キーボードに向かいました。

友人のKさんが千歳空港に転勤になって、半年以上が過ぎていました。盛大な送別会
では遊びに行くことを約束したものの、友人たちはそれぞれの事情から千歳行きはな
かなか実現できないでいました。
ある3月の週末に、HさんとWが山小屋で飲んでいるときの事。Kさんのところ行かな
いと「狼少年になっちゃうよな!」の一言から、今回の千歳で過ごす優雅な週末の企
画が始まりました。当初、航空会社勤務のWは、廉価な航空券は簡単に入手できると
考えていましたが、大きな間違いでした。航空会社勤務のWおよびKさんにしても同じ
事で、半額券が精一杯にできる事でした。Wは、社内のコネを使い安い航空券を探し
たのですが、「灯台元暗し」、半額以上の割引はありませんでした。そんな折、Hさ
んがいとも簡単に【ただ券】を入手したとのメールが舞い込んできたのでした。Hさ
んは、自分のマイレージが友人に適用できるか確認したところ問題ないことが判明
し、その場で【ただ券】をゲットしてしまったのでした。もう30年も前のことと思
いますが、Fさんに
『就職決まったそうですね。航空会社でしょう。これから、タダで飛行機乗れるわけ
ですね。』といわれたことを思い出しました。航空会社を就職先に選んだ理由にこの
【タダ乗り】がそのひとつであったことは間違いではありません。しかし、時代は変
り、今の時代、航空会社勤務は、このタダ乗りに一番遠い存在であることを知らされ
ました。
今では航空会社に勤務するより、マイレージが稼げる会社に勤務したほうが、安く予
約して、上客として搭乗できるのです。(航空会社社員は、卑屈になって予約もでき
ず搭乗しているのと雲泥の差です。)

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愚痴っぽくなりましたが、本題に戻ります。
予約の取れない(まだ続いている)航空会社勤務のWは、集合時間に遅れまいと一便
早く到着しました。本体(HさんとMさん)は、1時半到着のフライトでした。
Kさんと再会後、すぐに昼食に向かいました。千歳空港は、数回きているので昼食と
いえば「札幌ラーメン」を期待していたのですが、連れて行かれた「北海道ラーメン
道場」にはびっくりしました。北海道のご当地ラーメンが軒を連ねているではありま
せんか。それも空港ロビーの二階に。どの店も旨そうな湯気を立てながら大盛況でし
た。札幌味噌ラーメンの「味の時計台」、函館の塩「麺厨房あじさい」、こだわりと
んこつの「ラーメンばり屋」、海の幸「海幸軒」。迷いに迷った挙句、その一軒に入
りました。食したあの味は今も忘れられないでいます。ただ、残念なのは、店の名前
を忘れてしまった事です。確か、一番手前の店だったような…。
ラーメンで、身体を充分にあたため、本体の出迎えに向かいました。本体は、あの
Good Luck航空。旅なれた本体二人は、一泊の旅でも荷物をチェックインし、このた
めにゲートに出てくるのに時間がかかる。これ、Good Luck航空のせいかな?(サン
パウロでは、この番組は、放映していませんか?)
あとで、わかったことですがMさんは、スキー靴をカバンに忍ばせてきたために、
チェックインの荷物になったのです。大きな荷物をMさん、ペギーバックのHさん、そ
れにKさんとWがやっと揃いました。早速、Kさんの車で一路、夕張のスキー場へ向か
いました。
今回の週末の行動計画は、事前に詳細な検討がなされていました。
土曜日:スキーもしくはスノーボード、温泉、宴会、
日曜日:札幌付近散策、ビール園、

この計画に沿って、Kさんは車を夕張のマウントレーシー(冷水山をもじってレー
シーと言っているらしい。)に走らせました。千歳空港から約50分で、目的地に到
着です。道中、スキーがスノーボードのどちらをするかで議論になり、KさんとMさん
はスキー派。そりゃ、Mさんはスキー靴を担いで来たのですから…。一方、HさんとW
は、スノーボード派。まだ、やった事ないし、このメンバーでしかできないというの
が理由でした。結局、「最初で最後かも知れない」の説得に、しぶしぶKさんとMさん
は従い、ボード(スノーボードと呼ばないのが、通らしい。)をする事に決定しまし
た。こうして中年4人組ははじめてボードに挑戦することになりました。
スノーボードを楽しでいる(?)写真をご覧ください。一つも白い歯が見えていない

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のが印象的です。
ここでの教訓および独り言:スキーがうまく滑れてもボードはうまく滑れない。左右
の足がばらばらにならないのは、どうもスキーヤーには苦手。緩斜面で転ぶとスピー
ドがなくても痛い。ボードは、突然転ぶ。転ぶと、腰と手首が痛烈に痛い。初回にリ
フトの半日券は要らない。もう、ボードはやらないし、ボードは買わない。

というわけで、何十年かぶりで雪上の初心者を楽しんだ四人は、帰路に着くのであり
ました。千歳への帰路、夕張の温泉で地元の人々とのふれあいを楽しみ、本州では味
わえない人情に触れ、北国の旅情を楽しみました。でも、Hさんは、相当地元のス
キーヤーに見えたみたいです、だって、スキー場の雪質を尋ねられるのですから。し
かし、答えようがないですよね、初めて行ったスキー場の雪質なんて。雪、たくさん
ありました、この答えに間違えはありませんが、聞いてきた地もとのお父さんのあの
時の顔も印象的でした。
北国の温泉は、かなり湯質が強く、身体の火照りが取れないうちに千歳のKさん宅に
到着。荷物を置くなり、すぐに千歳銀座に向かいました。今夜の目的地は、「海鮮市
場」。このお刺身の盛り合わせをご覧ください。日本人に生まれて、幸せな夕餉でし
た。北海道の地酒で、「国士無双」が好みだとわかりました。
このあとの行動は、酔っ払ってよく覚えていません。ただ、「はしご」とか「二次
会」なんてことをしたのですが、「安かった」と「帰り道が寒かった」のが印象的で
した。

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翌日の朝は、昨日のアルコールをまだ楽しみながら、Webで探しあてた千歳のキリン
ビール園に行きました。工場見学は日曜日のため、お休みでできませんでしたが、ジ
ンギスカンを楽しむ事できました。確かFさんの高校の修学旅行でもビール園で、ジ
ンギスカンを食したはずですよね。札幌のビール園もなかなかですが、千歳のキリン
ビール園も決して負けていませんでしたよ。ぜひ、今度は、ご一緒したいと考えてい
ます。

千歳のお土産には、ハスカップが有名だそうです。森本(千歳市千代田4丁目駅前通
り)というお店のものがお勧めだそうです。北海道のお土産といえば、北の幸、カニ
ですよね。購入するときは、「かに善」が新鮮で安いそうですよ。

今回は、Kさんにお世話になりっぱなしで、一泊二日でも千歳を堪能しました。Fさ
ん、今度は、貯まったマイレージで、ご一緒しましょう。でも、ボードは勘弁してく
ださい。次回は、スキーにしますから。

お元気で、日本での再会を楽しみにしています。