日向山(2001年)

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スニーカーで雪山登山って、山をなめてますか? (お子様達には思い出の雪山登頂記)

2001年、クリスマス。 雪の日向山をみんなで登りました。 

朝から好天。昨夜のクリスマスパーティのアルコールを抜くには日向山のハイキングがぴったりではないか。ということで、みんなで日向山登りに出発した。 「あそこが日向山だよ」と青空に浮かぶ日向山を眺めながら気分良くドライブする。 「今日の山頂ランチはおでんだ〜。コンビニでおでん買って行こう!バーナーじゃなくてカセットフー持ってこ〜。耕造さん、サックに入れといてね〜よろしく」 なんてえらいお気楽な出発だった。 (コンビニでは朝はおでん売ってなかった。教訓。 おにぎり、カップ麺などを買った)

竹宇集落に入ったあたりから道路が雪で覆われている。 まあ何とかなるだろうとどんどん進むが、日陰のコーナーで熊八隊の運転するボルボがついにスタック。凍結路面を進めなくなった。 即座にもう一台のハイラックスサーフに皆を移動させる。2台分の搭乗者が1台に。荷台に子供達と湯座おやじを乗せた合計10名+1匹乗車の12年目を迎え、13万kmを越える老サーフはリアのサスを大きく沈ませ、凍結した林道を登って行く。 

登山口に到着すると、はや数台のクルマが留っているではないか。こういう日にも登る人は居るのね。 さっそく、支度して登り始める。 熊八隊はスパッツも装備したきっちり山装備。ほかは思い思いの勝手な服装。 ジーンズ、夏用メッシュのスニーカー。 こんなので登って行く。 雪が深くなってすぐに足元は雪が沁みてくる子供たち。 あるいている足が雪で固まっている。 ますます雪は深くなる。 日差しが暖かいのがせめてもの救い。でも日陰は寒い。 行き交うハイカーは完全冬山装備。 この2つの組が行き交う光景は異様だ。 「みんな冬の山をなめとんのか〜?」という声が聞こえそうである。 クッキーだけが飛び跳ねながら元気良く登って行く。

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子供達の足元は完全凍りつき状態。 ベソかき状態。でも引き返す者は居なかった。 2時間ほど登ってやっと山頂、そして雁ヶ原へ到着。 息を呑むような素晴らしい光景に疲れが一気に吹き飛ぶ。 子供達も感激!! しているのもつかの間、寒い。そーとー寒い。 多分マイナス10度くらい。 ご家庭用カセットフーは寒すぎてガスが気化せず火力がメチャ弱い。失敗だった。 熊八隊の寒冷地用ガスを装着したバーナーが頼もしい。

さあ、お昼だ〜。 冷たいお握りをほおばり、やっと沸いたお湯でカップ麺を食べた。 んまい〜。 多分この暖かいカップ麺がなかったら山頂の喜びは無くなっていたに違いない。みんなで記念撮影。 八ヶ岳が真っ白な勇姿を広げている。晴天の中、360度の眺望がすばらしい。 しかし、食べ終わるとまた寒い。子供達の濡れたソックスを乾かすつもりで脱いでいたらソックスが凍ってしまった。 いかん、寒すぎる。 もう下りよう。 来た道を引き返す。

帰りは速いはず。 なのだが、ひなちゃんは下りが苦手。 しかもブロックの無いスニーカー。滑らないようにゆっくり歩く。 クッキーも足裏の毛が凍り付いてどうも霜焼け状態みたいだ。みんなで声をだしながら励ましあう。基準時間は大幅にオーバーしたが全員無事 登山口に帰着。 やりました! きっと思い出の山登りになったことでしょう。

しかし、こんな無謀な山行をリードしたやつは誰だ?   おしまい。