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鳳凰三山(地蔵岳、観音岳、薬師岳) 2000年7月21日〜22日 御座石鉱泉-燕頭山-鳳凰小屋(テント泊)-地蔵岳-観音岳-薬師岳-鳳凰小屋-ドンドコ沢登山道‐青木鉱泉 テーマ:無理だと思ったとき引き返す勇気がありますか? 山おやじ小屋完成から3年、今まで眺めているだけだった鳳凰三山へのチャレンジの時が来た。ルートは前から決めていた御座石鉱泉からのコース。 スタート地点の御座石が標高約1160m、地蔵岳が2764mで標高差1600mは今まで登った山ではダントツにきつい。 しかも今回は始めてのテント泊。装備も相当重い。 でもこの鳳凰三山は南アルプスの入門コースらしい。 おそるべし南アルプス。 というわけで入念な準備をした山おやじ登攀隊3人は7月21日朝5:45 御座石鉱泉登山道入り口のポストに入山記録を投函、出発する。 入念に準備したため、装備は事のほか充実。 因みに装備は次のとおり;
これって初心者の荷物持ちすぎ? この生涯初めての入山記録の予定は、前日緊張しながら次のように書かれていた。 21日:御座石鉱泉/0600-燕頭山-鳳凰小屋/1100-地蔵岳/1300 22日:鳳凰小屋/600−観音岳/0720-薬師岳/0800-鳳凰小屋/1000-ドンドコ沢登山道‐青木鉱泉/1500−御座石鉱泉/1600 入山記録というと山岳遭難時によく新聞、テレビで報道される捜索の元になる大事な記録ですね。初めてということで、捜索のために分かりやすくすべきだ、いや記録として正確にすべきだ。意見百出で結局は、上に書いたようにあたり障りの無いガイドブックから数字を取ってきたようなものになってしまった。
燕頭は笹の茂る静かな頂上である。ここで大休止。 あと1.5時間で鳳凰小屋へ到着予定だ。 地図上ではこのあとはなだらかな登りと書いてあり、楽しい山歩きかと思っていたらとんでもない。 またまたきつい登りの連続。 行き交う人達は荷物がコンパクトで軽快に歩いて行くが我々は荷物が重過ぎるのか? あえぎながらようやく2時間後コース時間を大幅にオーバーし鳳凰小屋に到着。 もう歩きたくない。 計画ではこのあと地蔵へ登る予定だが、もうそんな気力はない。 頂上付近が曇っていることを言い訳にして登りはやめ。 早速テントを張ってベースを確保する(1人500円)。 まだ早い時間なので良い場所を確保することができた。 さっそくビールで乾杯(1缶600円)。 お握りの昼食をとって昼寝。 目がさめるとテントが増えている。 夕方、ワインとコンビーフでまた乾杯。 5時頃早めの夕食。今夜はカレーライスと茹でインゲン。 食後にバーボンで乾杯。 良い気分になって7:30PMには就寝。 翌朝午前3時に近所のテントの女性グループの話し声に起こされる。 予定より1時間早いが活動を開始する。 簡単に朝食を済ませ、4:20AM 日の出前の薄暗い中を地蔵岳へ登る。 途中4:50頃御来光を拝む。 40分後地蔵岳のオベリスク下の賽の河原へ到着。 これから3山の歩きと展望は写真で見て頂く。 すばらしい天気。 南アルプスの全貌、八ヶ岳、富士山、奥秩父、360度の眺望である。 このために苦しいアルバイトをしてきたのだ。 4時間ほどのすばらしい三山歩きを終えて鳳凰小屋に8:30AMに帰着。 ビールで楽しい鳳凰三山歩きの余韻を楽しむ。 このあとの地獄の下りを誰が予想したであろうか。 テントを片付け、帰りはドンドコ沢を下る。 鳳凰小屋を10:20AM出発。 小屋の案内では青木鉱泉まで3時間30分と書いてある。 この予定で行けば午後2時には青木へ到着予定。 歩き始めは沢を歩く。なかなか気分が良い。振り返ると今朝登った地蔵岳オベリスクが覆い被さるように立っている。 このあとひたすら下る。 下って、下って、下って、下って、下る。 ひざががくがくして重いザックが恨めしい。 約3時間下りっぱなし。 昨日の登りもきつかったが,下りはそれ以上にきつい。 重くのしかかるザックと自分の体重を疲れた足で踏ん張る。 ひざが痛い。 足の裏にマメが出来てきた。途中、五色の滝、白糸の滝、南精進ヶ滝と美しい滝が連なるが、眺めを楽しむ余裕が無くなってきた。 青木鉱泉への最後のアプローチ1時間の長いこと。 ふらふらになりながら青木鉱泉へ到着。 つらい10時間の登り下りと楽しい4時間の頂上歩きの鳳凰三山でした。 教訓:荷物はコンパクトになるべく軽く。
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