国師ヶ岳

ホーム ] 精進ヶ滝 ] 尾白川渓谷 ] 尾白川渓谷その2 ] 瑞牆山 ] 日向山 ] 日向山(その2) ] 入笠山 ] 金峰山 ] 茅ヶ岳 ] 茅ヶ岳リベンジ2003 ] 鳳凰三山 ] 早川尾根と甲斐駒ケ岳 ] 雁ガ腹摺山と黒岳 ] 御前山 ] 八ヶ岳 赤岳 ] 北岳 ] 美ヶ原と四阿山 ] 日向山(2001年) ] 大山詣で ] 入笠山スノートレッキング ] 飯盛山 ] 観音平 ] 大菩薩峠 ] 川乗山 ] 乾徳山 ] 奥穂高岳 ] 丹沢 蛭ヶ岳 ] 瑞牆山2002 ] [ 国師ヶ岳 ] 甲武信岳 ] 両神山 ] 八ヶ岳 編笠山 ] 八ヶ岳 硫黄岳 ] 北八ヶ岳 縞枯山と麦草峠 ] 春の涸沢2004 ] 八ヶ岳 天狗岳 ] 富士山 ] 槍ヶ岳 ] 天保山 ]

上へ
 

ぐうたら登山のススメ

 

工程サマリー 11月16日(土)2002年 実施
今回の登山者:主宰と日本最高峰を目指す登山犬 クッキー、雷登山隊の計3名と一匹。
7:30 JR八王子駅集合 9:30 大弛峠着 9:45 登山開始 10:00 前国師ヶ岳
10:30 国師ヶ岳 10:45 北奥千丈岳 11:15  三繋平 11:30 三繋平出発 12:00
大弛峠着 12:45 自転車隊出発  13:00 牧丘着 14:00 

 

その、登山計画は間違っていた。

 奥秩父の西方に位置する国師ヶ岳(標高 2592m)が、今回の登山計画の目的地であった。この山には、前回の金峰山山行で同時に頂上を極める予定であったが、金峰山からの復路で雷雨に合い、断念した経緯があった。
今回は、事前に頂上付近の積雪状況を確認し、大弛峠へのアクセスは路面凍結に備えて4WDが準備されていた。事前情報では、既に頂上付近では積雪が確認され、ルンゼ歩行も余儀なくされるとの情報もあり、急遽アイゼンの準備も怠らなかった。

 低く雲の立ち込める八王子から中央高速を順調に飛ばし、勝沼で高速から離れるころには、薄日も射す天気に回復してきたが相変わらず気温は低そうであった。地図によれば、武田信玄ゆかりの恵林寺から登山開始の大弛峠まで約30km。車でも小一時間はかかる。登山道のようなワインディングロードを進み、途中工事用車両を載せたトレーラーに後進を強いられ、また、工事現場では作業の途中の削岩作業を我々が通行するために作業を中断させながら、ほとんど工事関係者以外とはすれ違わず、大弛峠に到着した。大弛峠には約20台分の駐車スペースが確保されていたが、ほぼ満杯の状態。冬季閉鎖するにしてはきれいなトイレで用を足し、登山着に着替え登山開始。詳細は、上記のサマリーを参照。

 

toge1116_web.jpg (170036 バイト)

yume_view1_web.jpg (55256 バイト)

yume_view3_web.jpg (163593 バイト)

maekokushi1_web.jpg (90445 バイト)

maekokushi2_web.jpg (92121 バイト)

brother1_web.jpg (98613 バイト)

shirane1_web.jpg (60173 バイト)

kokushi_yatsu1_web.jpg (136454 バイト)

途中、夢の庭園なる、眺めのよい手入れの行き届いた山腹の広場で小休止したが、息を切ることなく山行。山道は、木道で整備され、安全で実に登り易い。登山開始から僅か45分で、国師ヶ岳頂上に到着する。しかし、そこからの眺望は、決して45分の苦労だけに値する僅かなものではなく、黒戸尾根を7時間登って甲斐駒ケ岳山頂から眺望するのに引けを取らない眺めなのである。
あの深田 もこう記している。
『私は、ここからの眺めが一番好きだ。それも晩秋のもしくは初冬の頃がいい。山すそに広がる紅葉と、高山では冠雪が見られ、同時にこの両方を楽しめるのだ。ここからは、西方に、主峰赤岳を抱く八ヶ岳、甲斐駒ケ岳はもちろん、千丈岳、赤岳、白根三山が手に取るように眺められる。霊峰富士もその存在感を遠くしかし確実に示している。また、目を転じれば、奥秩父の山々が東側には見られ、西沢、東沢渓谷へのアプローチも確認することができる。僅かな時間でこれだけのものが得られるのじゃ、この国師ヶ岳ならではだ。このズボラ山行で山の醍醐味が満喫できる、本当にすばらしい山だ。私は予てから奨励しているズボラ山行の手本がここにあると信じている。万歳、ズボラ山行。このズボラさが、安全な登山の原点である。』

 

mitsunagi1116_web.jpg (268166 バイト)

mtb_toge1_web.jpg (196871 バイト)

mtb_stop_web.jpg (208417 バイト)

ところで、なぜ登山計画が間違っていたかの説明をしておきます。
今回の国師ヶ岳は、山梨百名山ですが、日本百名山ではありません。作者は、いかに苦労しないで『日本百名山』を登頂するか考えて今回の『国師ヶ岳』を選んでしまったのです。頂上にある『山梨百名山』の標識をみるまでは、そこには日本百名山と書かれていると信じていたのでした。
百名山だけが、名山ではありません。ズボラでもすばらしい眺望が眺められる『国師ヶ岳』もズボラ登山界の名山に違いありません。

 おしまい。

 脚注 1:   自転車による牧丘までのダウンヒルを挙行。高低差1900メートル。平均時速33`。走行距離31.2`。

 脚注 2: 作者の友人。文脈から深田久弥を連想するが、全くの無関係。