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稜線・森歩き・池めぐりの北八ヶ岳 2003年11月1日 麦草峠(10:20)−雨池(11:15)−雨池峠(12:00)−縞枯山荘返り討ち(12:20)−縞枯山(13:20)−茶臼山(14:00)−麦草峠(15:00) 八ヶ岳連峰は、南と北では山の様相が全く違う。日帰りで楽なコースを探していた「山オヤジ登山隊」は、八ヶ岳の奥の深さに魅せられ今回のコースに決定した。 「赤岳を筆頭に横岳、硫黄岳が連なる南八ヶ岳は、馬力にものをいわせてガシガシと登っていくようなムードがある。一方、天狗岳を中心にした北八ヶ岳には神秘的なたたずまいの池もあちこちに点在しており、熱血的なアルピニズムは似合わない。手と手を取り合ったカップルが小さなザックを背にのんびりと山を散策するというシーンこそがふさわしい。」 「う〜むっ、いいんじゃないの北八ヶ岳、でも我々は、オヤジの三人組だな。」 カップルが手に手を取り合ってというくだりが気に食わないが「まっ、いいか。」 麦草峠の駐車場から雨池をめざして森の中を歩く。木道が整備されており大変に歩きやすい。約一時間で雨池に到着。樹林帯の中からでいきなり視界が開けるとそこが雨池だ。非常に開放感がある池だ。このときは他に人がおらず我々だけの独占状態。池を大体半周すると雨池峠への登りがはじまる。樹林を切り開いた直線の登りで岩が多くなかなかペースがつかめない。 約30分の登りで一面が麦草に覆れた草原にでる。ここが雨池峠だ。このあたりから軽装の観光客を見かけるようになる。ここからいよいよ縞枯山への登りである。ここも直線的なのぼりで岩が多い。頭に「手と手を取り合ったカップル、云々。」という文句が頭をよぎる。 「ケッ、話が違うんじゃないの、結構つらいぜ。」 先頭を行く主宰のつらそうな息使いだけが励みになる。 山頂での眺望はきかない。東に向かうと展望がききだし、眺望がよい展望台がある。先回の硫黄岳と同様に風が強い。笑顔の写真を写す為に前歯を見せようと努力するがまるで歯が凍るようだ。再びアップダウンを繰り返すと茶臼山の頂上だ。ここも眺望はきかない。展望は100mほど行くと展望台があり、南八ヶ岳や縞枯山に広がる縞枯現象が良く見ることができる。 頂上から樹林帯を急降下するとスタート地点の麦草峠だ。 まだまだ奥の深い八ヶ岳。「稜線・森歩き・池めぐりの北八ヶ岳」侮れないのである。 |