入笠山

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入笠山(1955m)   1999年8月21日

 実は今日は金峰山へ登る予定であった。しかし金峰山方面の空模様が芳しくなく、登頂を断念した。 気持ちだけ山へ行きっぱなしで戻ってこない。この気持ち何とかしてくれ〜。 そこで天気の良さそうなもうちょっと低い山を探すと、あるではないか。 入笠山。 普段はスキー場か夏場のマウンテンバイクコースで有名だが、ちゃんとした山である。 さっそく方向転換して富士見方面へ車を向ける。

地図を見るとスキー場のある麓からゴンドラに乗ると一気に山頂付近へたどり着ける。 しかし山おやじ隊としてはそんな軟弱な登りはポリシーに合わない。 やはり足で登ることに意義がある。 スキー場へ到着するとMTBの若者がえらく高そうなダウンヒルバイクを組み立てていたり、斜面を下って飛び込んできている。 クラブハウスで登山道を聞くとここからは登れないという。 舗装された林道を登った途中から登山道があるらしい。 結局そこまで車で登ってしまった。 柔軟さも山おやじ倶楽部のポリシーでもある。 さっそく支度をして登り始める。 登山道を登り始めても近くの車道の騒音が聞こえる。 なんのことは無い、山頂直下の湿原まで車道があり、車で簡単に行けちゃうのである。 とにかく歩こう。 道はかなり痛んでいて、雨が降るとぬかるんだり、滑りやすそうである。 ほとんど森の中の道であり、展望は無い。 天気も曇っており、残念ながら爽快感はいまいち。一時間半ほどで入笠湿原に到着した。 ここには山小屋もあり、その前に湿原が広がっている。 さほど広くないが静かな湿原である。 車でも来れるので一般の観光客らしき人たちが散策を楽しんでいる。天気も少し持ちなおし、すがすがしい。

ここから山頂方面へ歩く。 すこし林道を歩き、そこから山頂への登山道へ分かれる。ここは多くの人が登るらしく道は広い。 途中熊笹の藪の中の道を 下山する人たちと行き違いながら ほんの20分ほどで山頂へ到着。 山頂は広くお椀をかぶせたような形をしている。 眼下に富士見の町が箱庭のように一望できる。 その向こうに八ヶ岳がバ〜ンと勇姿を見せている、はずである。 残念ながら雲に隠れて見えない。 遠く諏訪湖も見える。 南に目を向けると伊那方面の山々が重なるように連なっている。 中々良いではないか? 気軽に登れる割には景色がすこぶる良い。 楽しておいしい山である。 さてお昼だ。 恒例の山ラーメンとおにぎり。 お茶なども飲みながらしばし景色を楽しむ。 修繕部長はすっかり自分の世界に入り込んで山をひたすら眺めている。 さほど高い山ではないがじっとしていると真夏なのに寒い。 夏の涼を求めるにも良いぞ。 

しばし景色を楽しんで下山する。 きた道を戻り、登山道を下る。 途中、雨もあったが無事林道途中の駐車場に戻る。 気軽にハイキング気分で登れるご近所の山であった。

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