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日本全国春満開。 諏訪御柱祭と 桜。 桃 (2004年4月10日〜11日) 人を見るなら御柱 = 御柱祭り、木落し観戦記 = 今回の参加者:主宰、熊八登山隊、修繕部長 <行程> 4/10:
8:00 八王子集合 10:30 諏訪湖赤砂駐車場 11:30
木落し坂上部 12:15 木落し坂下部 13:00 木落し観戦 13:45 木落し坂出発 16:00 赤砂駐車場到着
いつもの八王子の南口に集合し、一路上諏訪を目指す。今回の目的は、文化的な日本伝統の祭りの見学とお花見です。 土曜の午前中のためか、春の気候のせいか、人出は多く、中央高速はいつもの八王子バス停付近で渋滞していました。しかし、気候がよく沿道の残った桜を見ながらのドライブは、これくらいの渋滞は気になりませんでした。 山中湖への分岐を過ぎるといつもの混み具合となり、笹子トンネルを抜けると一面の桃源郷が広がっていました。(正確には、桃の花が満開を向かえ桃畑の部分が桃色に染まっていた。)甲府盆地からは、春霞の先に南アルプスが雪を被って鎮座していた。空は、雲ひとつない晴天、言う事ありません。 上諏訪に向かう途中、一日に25万人の集客をする御柱祭りの混雑を心配して、観光協会に電話を入れましたが、現地の状況はわからないという冷たい回答でした。(事件は、現場で起こるのだ。お役所仕事を恨みつつ、目的地を目指します。) 現場対応にはなれた我々は、次に携帯にアクセスしました。携帯のWebから各駐車場の混雑状態を確認して、迷わずリストの最後にあった赤砂駐車場へ行くことにしました。(そこしか空いていなかったのです。遠くて、有料(千円)のためか最後まで空いている駐車場らしい。) カーナビを駆使して、目的地の駐車場に到着。駐車場に入るために並んでいると、桟敷席あり、なんていう看板を発見。早速、熊八の熊さんが偵察に。桟敷席の残り2席を8,000円で販売しているらしい。8,000円も高いが2席しかないので断念。(チョッと高すぎるのではないの?販売員が顔を見合わせて値段を告げたって言っていたから、相手の足元みて値段決めるんだよ、きっと。きったね〜)ここから、バスで木落しの現場に向かうのです。 熊さんによれば、バスでは混雑のため目的地に到着できないかもしれない。タクシーなら行けるが、車を降りた先は人がいっぱいで先に進めないかも知れないという情報を仕入れていました。(熊さんは我々が駐車している間に駐車場の整理のおじさんとかタクシーの配車係りの人と話をしていたのですね。) そう言われては、折角ここまで来て現場を見ることが出来ないなんて山オヤジ魂(こんなのあったっけ?)には許せません。そこで、すぐタクシーの列に並んだのでした。待つこと10分程度で、タクシー到着。約20分かかって木落しの現場付近に到着。その頃には、狭い山の一本道をぞろぞろと大勢の観光客が登ってくるのが認められます。さすがに大勢です。目的地を知らなくても迷子になりません。(ただ、付いていくだけで必ず御柱にミートできます。) ところが、道が二つに分かれているではありませんか。上に行く人、下に向かう人。さあ、困った。え〜い、上に行ってみよう。少し歩くと今度は人の壁にぶつかりました。 それ以上には進めないのです。それもそのはず、我々が向かった先は木落しの坂の上部だったのです。それもちょうど、御柱が木落し坂にさしかかったところでした。大きな大木(失礼、御柱でした)ですから、簡単には動かせません。先頭に赤と緑の旗をもった先導者、御柱を綱って引っ張る引き手、それに両脇には御柱を両脇から【てこの原理】を使って、御柱を持ち上げる【てこ】の係りの人がそれぞれの担当をこなしています。その他に、偉そうに御柱に乗って景気付けをしている御仁、さらには、警察官、報道関係者と氏子衆、それに我々のようなただの観光客。広大な敷地のなかで繰り広げられる大パノラマと言いたいのですが、そこは町内を御柱が練り歩くわけですから、まさに押し合いへし合いになるわけです。(写真を参照ください。 このとき12時少し前)
当日のメインイベントの木落しは1300時と決まっていましたから、木落しの坂の下に廻ろうということになり、人を掻き分け、掻き分け先ほどの分岐まで戻りました。坂の下には、救急車、消防車、警察官、地元消防団、およびイナセな法被姿の若衆がたむろして、屋台がそこかしこに店を並べ祭りの雰囲気を盛り上げていました。祭りの雰囲気に押されてなかなか観覧の席が決まりません。うろうろしている内に、小用を足しておこうとトイレを探すとこれがすごい列。(みんなやる事ないから、飲んでばかりいるのでしょうね。)主宰と修繕部が、列に加わっていると、熊さんから携帯が入ります。『兄貴? いい席取ったから、こっち着て!』とのこと。こっちは、大事な瞬間を迎えているので熊さんの説明も上の空で聞いていました。すっきりしたあと、携帯に連絡するのですが繋がりません。(これだけの人ですから、飲んでない人は携帯で話しているかメールしているのでしょう。)主宰に代わって電話してもらい、主宰の手を振る先を見ると、熊八登山隊がいるでありませんか、それもかなりいい角度に木落しが眺められる絶好の場所にシートまでひいて。何か、手招きをするのと違うそぶりも見せています。飲み物と食べ物を買ってこい? はい、わかりました。たこ焼きと焼きそば、500円のビール(高くない?北岳山頂といい勝負!)を買って熊八の元に、急ぎます。ところが、観客席(河川敷にそれぞれが勝手にシートをひいただけの場所)にはほとんど余分のスペースがありません。足の踏み場もないのです。しきりに『スミマセン、失礼します。』を繰り返して、人の靴を蹴散らし、シートに土足で踏み込んでやっと熊八の元につきました。ところが、熊八の確保してある場所は、とても10分前にゲッツしたような場所には考えられないくらい立派なスペースだったのです。(大人4人が着席できましたから。)しかし、相当に【厚顔無恥】もしくは【傍若無人】な振る舞いがあったことは想像に難しくありませんでした。 厚顔無恥で傍若無人な熊さんに感謝しつつ、500円のビールを飲みつつ、いよいよ木落しの時を待ちます。場内放送が入り、花火を合図に木落しが開始されることが告げられます。あとから聞いたのですが、この河川敷にいい場所をとるために早い人は8時から並んだそうです。(つまり、5時間前) 合図の花火が上がりました。観客に緊張が走り、静寂が訪れます。緑の旗が振られ、木落し坂に待機している法被の人たちの動きが速くなります。 【どどどどどッ〜】と地響きと共の砂塵が木落し坂に舞います。観衆が固唾を飲み込む瞬間です。御柱は見えません。砂塵とともに男衆が駆け落ちてきます。時間にして30秒はない様に感じました。砂塵の先に御柱が見え、長かった木落しが終わりました。 しかし、長かったのはこれだけではありません。帰路がたいへんでした。観衆が多すぎて身動きが取れません。木落し坂から諏訪湖の駐車場まで2時間強かかってしまいました。 東京から、5時間かけてやってきた平成16年の30秒の木落しはこうして終わるのでした。 翌日はまたもや晴天。桜の花見と桃の花見で楽しみました。 おしまい。
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